スローライフとは

その原点になったのは、イタリア北部にあるブラという小さな町で生まれた「スローフード」運動です。ハンバーガーに代表されるようなファーストフードの食事ではなく、地域ごとに受け継がれてきた地元の食生活を見直し、家族や友人との食事の時間を大切にしようという動きでした。この運動が西欧諸国において共感を得て、暮らしやまちづくりを見つめ直す運動に広まり、「スローライフ」という言葉が生まれました

この「スローライフ」、名前こそ目新しく映りますが、もともと私たち日本人がもっていた考え方で、「もったいない」とモノの命を大切に使い、食し、人や自然からの恩恵に感謝し、四季の移ろいを感じながら暮らす生活のことです。

近年の流行りに「癒し」ブームがありました。この「癒し」は、いつも時間に追われていて、スケジュールが詰まっていないと不安を感じてしまう、そんな急ぎ足で暮らす私たちが、人間本来のリズムに合わせた、心地よいと感じる、五感を満たす要求でした。この「癒し」を一歩進めた言葉、それが「スローライフ」であると考えます。

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