第15回 加美町(H29.10.17)

第15回スローライフサミット (加美町)

スローライフをキーワードに、まちづくりに取り組む3市町の首長をはじめとする7市町の関係者が宮城県加美町に集まり、第15回サミット(会議)を開催した。

総会において、
平成28度の事業報告及び決算、平成29度の事業計画及び予算の報告を行った。
次回の平成30年度サミット開催地を「岐阜県美濃市」に決定。
また、「スローライフまちづくり加美宣言」が採択された。

その後は、アウトドア総合メーカーの株式会社モンベルの会長 辰野勇氏による基調講演、及び「音楽と自然を活かしたまちづくり」をテーマとした意見交換会を行った。

※加美町は、平成28年4月にモンベルフレンドタウン登録がなされ、平成29年4月に株式会社モンベルと包括連携協定を締結している。

 第15回総会

ローライフまちづくり 加美宣言 

長時間労働による社会問題がクローズアップされる中、政府主導の働き方改革が進められています。

しかし、昨今の競争社会は、ますます私たちを、スピードや効率性が求められる「スピードライフ」へと駆り立てているように思います。

とりわけ、首都圏での暮らしは、人々を自然から遠ざけ、人間関係を希薄化させ、人間らしく心豊かに生きることを困難にしています。
一方、地方にあっては、貴重な自然や、先人が培ってきた素晴らしい文化が息づき、人と人が支え合う豊かなコミュニティーが存在しているにもかかわらず、その良さを十分に活かしきれておらず、人口減少や超高齢化の対応に苦慮しています。

そのような中、若者たちの定着及び首都圏からの移住定住の促進、交流人口の増大を目指し、それぞれの地域がこれまで以上に、地域資源を最大限に活かした魅力あるまちづくりに取り組むことが重要です。

ここ加美町は、秀峰薬莱と鳴瀬川の清流によって育まれた豊かな自然に恵まれ、バッハホールを核とした音楽文化が根付いている町です。現在、これらの資源を活用したアウトドアランド形成と音楽のまちづくりに取り組んでいます。

私たちは、それぞれの地域が、地域資源を活かした地域資源循環型経済の確立に向けて一層取り組むとともに、人と人、人と自然の「つながり」の中で培われる真に豊かな「スローライフ」のまちづくりを通して、「住んで良かった」、「来て良かった」と思える個性的で魅力あふれる持続可能な地域社会の実現を、住民との協働により推進していくことを、ここに宣言します。

                            平成29年10月17日
                    スローライフまちづくり全国都市会議

その他、スローライフ関連事業

10月17日(火)
基調講演 (やくらい文化センター)

【テーマ】 「スローライフ~野遊びのススメ~」
【講   師】 辰野 勇氏(㈱モンベル 代表取締役会長)

アウトドア総合メーカー㈱モンベルを創設した辰野勇会長より、「地方の活力なくして日本の将来はない」という理念のもと、会社として取り組む7つのミッション(①自然環境への意識向上、②生きる力の育成、③健康寿命の増進、④地域経済活性化、⑤発災時の対応力、⑥一次産業の活性化、⑦バリアフリー)等についてお話しいただいた。

スローライフサミット加盟都市である加美町及び大野市をはじめとする複数の自治体や大学等と連携協定を結んでおり、7つのミッションについて解決策の一助を担っている。

 モンベル会長による基調講演
意見交換会 (やくらい文化センター)

【テーマ】  「音楽と自然を活かしたまちづくり」

加美町長から、国立音楽院宮城キャンパスの誘致をはじめとする音楽でまちを盛り上げる取組みや、自然を活かしたアウトドアスポーツ等、テーマに沿ったプレゼンテーションが行われた後、参加都市のスローライフに関する取組みについて、首長等から簡単な紹介がなされた。

 加美町長によるプレゼン
レセプション (レストランぶな林)

宮城県指定無形民俗文化財に指定されている「火伏せの虎舞」の披露や、地元の食材を使った料理が振る舞われるなか、サミット出席者による交流が図られた。

10月18日(水)

視察①(国立音楽院宮城キャンパス、若返りリトミック講座の受講)

 国立音楽院宮城キャンパス
国立音楽院宮城キャンパス
若返りリトミック講座の受講
若返りリトミック講座の受講

視察②(中新田バッハホール(文化会館)、パイプオルガンの試聴)

バッハホール
中新田バッハホール
パイプオルガンの試聴
パイプオルガンの試聴